お供え花のマナー

訃報を後から知ったときのお供え花|贈る時期とマナー

友人や知人、ご親戚などの訃報を、葬儀が終わってから知ることがあります。 「今からお花を贈っても大丈夫?」 「ご自宅に突然送るのは失礼?」 「どんな色のお花を選べばいい?」 と迷われる方も多いのではないでしょうか。 訃報を後から知った場合でも、故人を偲び、ご家族へお悔やみの気持ちを伝えるためにお供え花を贈ることができます。 この記事では、お花を贈るタイミングや色、メッセージなど、後から訃報を知ったときのお供え花について花屋の視点からご紹介します。

1.訃報を後から知ってもお供え花を贈って大丈夫?

葬儀が終わった後に訃報を知った場合でも、お供え花を贈ることはできます。 ご家族だけで葬儀を行う家族葬もあり、葬儀後に亡くなられたことを知るケースも珍しくありません。 大切なのは、葬儀に間に合わなかったことを気にしすぎるのではなく、故人を偲ぶ気持ちや、ご家族へのお悔やみの気持ちを丁寧に伝えることです。 葬儀会場ではなく、ご自宅へ飾っていただけるお供え花を選ぶとよいでしょう。

2.お供え花はいつまでに贈ればいい?

白とグリーンを基調とした高さとボリュームのあるおそなえアレンジ
訃報を後から知った場合、「○日以内に贈らなければならない」と焦る必要はありません。 訃報を知ってすぐに贈る場合もあれば、四十九日や一周忌などの節目に合わせて贈る方法もあります。 ただし、ご家族が不在だったり、お花を受け取ることが難しかったりする場合もあります。 生花を贈る場合は、確実に受け取っていただける日時を確認してから手配すると安心です。

3.ご自宅へ送る前に確認しておきたいこと

専用の段ボール箱に入れて、丁寧に出荷いたします
お供え花をご自宅へ配送する場合は、受け取り可能な日時を確認できると安心です。 生花は宅配ボックスや置き配には向かないため、できるだけ在宅されている日時を指定しましょう。 また、ご遺族が香典や供物などを辞退されている場合もあります。 「ご厚意を辞退します」といった案内を受けている場合は、その内容を確認してからお花を手配することをおすすめします。

4.どんな色・種類のお花を選べばいい?

白とうすピンクのトルコ桔梗をそえたおそなえアレンジ
訃報を知って間もない時期のお供え花なら、白を基調にした落ち着いた色合いが選びやすいでしょう。 白いユリやトルコキキョウ、菊、カーネーションなどにグリーンを合わせると、上品な印象になります。 四十九日を過ぎている場合は、白をベースに淡い紫・ピンク・黄色などを加えることもあります。 また、ご自宅へ贈る場合は、花瓶を用意する必要がないアレンジメントタイプがおすすめです。そのまま飾っていただけるため、ご家族の負担も少なくなります。

5.お供え花の金額はいくらくらい?

ご自宅へ贈るお供え花は、相手との関係や用途によって金額が変わります。 大切なのは、高価なお花を贈ることよりも、相手に気を遣わせすぎないことです。 友人・知人やそのご家族へのお供えなら、5,000円~10,000円程度のアレンジメントが選ばれることが多くあります。 親しい間柄やご親族、会社関係などでは、もう少し大きなお花を選ぶ場合もあります。

6.お花に添えるメッセージの書き方

大げさにならないお供えフレンチブーケ
後から訃報を知った場合は、お花に短いメッセージを添えると、気持ちがより伝わります。 たとえば、
ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。 遅ればせながら、心ばかりのお花をお供えさせていただきます。
もう少し親しい方なら、
突然のことで驚いております。 心よりご冥福をお祈りいたします。
などでもよいでしょう。 長い文章にする必要はありません。故人を偲ぶ気持ちと、ご家族を気遣う気持ちを簡潔に伝えることを大切にしましょう。

7.花屋が教える、訃報を後から知ったときのポイント

故人を想い贈るお供えアレンジ
訃報を後から知ると、「今さら贈るのは遅いかな」と迷ってしまうことがあります。 しかし、お供え花は葬儀のためだけに贈るものではありません。 四十九日、一周忌、命日など、故人を偲ぶ機会はその後も続きます。 花屋へ注文するときは、 「葬儀後に訃報を知りました」 「四十九日前のお供えです」 「ご自宅へお届けします」 など、いつ・どのような目的で贈るお花なのかを伝えていただくと、色合いや大きさをご提案しやすくなります。 訃報を知るのが遅くなってしまっても、「お悔やみの気持ちを伝えたい」と思ったときがお花を贈るひとつのタイミングです。 形式だけにとらわれず、ご家族への負担にも配慮しながら、故人を偲ぶ気持ちをお花に託してみてはいかがでしょうか。 ~あわせて読みたい お役立ちコラム~